第二の故郷にて

 

綾部市は、私(藤本)の第二の故郷。

 

今年は、家族が綾部市に全員集合してのホタル観賞・はちく取り・

梅の収穫と、子供の頃に戻った様にはしゃいだ2日間を過ごした。

 

 

囲炉裏がある恩師の実家を、小さかった娘は『うちの別荘』と呼んで何度も泊まりに行った。

 

恩師には、『そろそろホタルの時期だぞ』『花火大会があるから帰ってこい』と、声をかけてもらった。

 

 

奥様の美味しい料理と囲炉裏のチョロチョロとした炎のゆらぎ。

 

そして、恩師の『あんたらの子迷ったらここに帰って来たらええ。いつでもあるんだぞ。よーきかしときや』という有難い言葉に、早くに両親を亡くしている私にはグッときた。

 

恩師も歳を重ね、教え子達も訪ねてくる機会も減り、こうして里帰り? した10人を恩師は温かく迎えて喜んでくれた。

 

 

恩師の実家の隣人も『よーきんしゃった』と畑の野菜を採ってきてくれ、

本当に自分の実家に戻ったような錯覚を覚えた。